北投温泉エリア

大屯山系の火山運動の地熱によって発生している新北投の温泉は、温度が高く、かつ極めて多数の源泉があり、中でも地熱谷は台湾で最初に発見された温泉の一つです。

地熱谷の「青磺」(青湯)は、酸性硫磺泉に属し、pH値は約1.4、温度は85℃前後で灰色の半透明、微量のラジウムを含み、日本人からは「ラジウム泉」と呼ばれています。

北投温泉路の温泉は「白磺」(白湯)であり、大磺嘴温泉として知られています。泉質は硫酸塩泉に属し、pH值3~4、黄白色で半透明、温度は約50℃から90℃で、硫黄においがあります。

北投温泉鄉は日本統治時代から名を馳せ、周辺には人文史跡が豊富で、自然の景勝地もたくさんあります。例えば北投温泉博物館や、吟松閣、星乃湯、北投図書館など、さらに北投親水公園や、台湾民俗文物館、地熱谷などがあり、一つの温泉観光のルートとなっています。

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